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不動産トレンド・ウォッチ

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キーワードで見る2018年度の住宅・不動産

その2


③育住近接 ~マンションや団地内に保育施設を併設~


共働き世帯が増加する中、交通アクセスを重視する傾向が強まっていますが、保育園や学童保育の「待機児童問題」も深刻な悩みです。そのため、「保育園や学童保育が設置されているマンション」なら、駅からの距離は許容できるという人が相当数いることが分かりました。


国交省と厚労省は昨年10月に保育園不足が見込まれるエリアに大規模マンションを新築する場合は、保育施設などの設置をするように要請する通達を出しました。そういったこともあって、今後はマンションや団地内に保育施設を併設するマンションが増えると予測されています。


各自治体では入居者に優先権を付けたり、子育て中のママ同士が助け合う場や仕組みを設けた住宅にしたりとさまざまな取り組みも広がっています。




④宅配ボックス ~再配達を減らす決め手として需要拡大~


インターネット通販の普及で宅配便の取扱件数が増える中、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスに注目が集まっています。


新築マンションでは設置が当たり前になっていますが、古いマンションでもエントランス周辺や廊下などに設置できるように、国交省では容積率の緩和策を講じました。

一方宅配ボックスの設置が遅れていた一戸建てについては、後付でも設置できる宅配ボックスが次々に商品化され、10万円程度で設置ができるようになってきています。


今後もさらに便利な機能を付加するなどの商品開発が進み、宅配ボックスが普及していくと想定されます。


※弊社の管理マンションでも後付で設置しましたがお客様の反応も良く、宅配業者さんも再配達が減って助かっていると思います。



↑戸建用としてこんなものもあるんですね。違和感ないですね



⑤家族家事参加 ~夫も子供も一緒に家事をする時代へ~


若い世代を中心に、夫が家事に参加する割合も増えています。さらに夫が家事に参加する家庭では、子供の家事参加の割合も高いとの事です。

共働き世帯の増加に応じて家事効率の向上を重視することは欠かせなくなり、家事動線をシンプルにしたり、収納に工夫したりするなど、家族で家事に参加しやすい間取りや設備などの提案も増えてきています。







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